時間切れは得点の取りこぼし
TOEICのリーディングパートは問題量が多いのが特徴です。このため普通に解いていたのでは、時間切れで全問回答できません。
また、TOEICの問題には簡単なものと難しいものが混在しています。ただし、問題の難易度順に出題されているわけではありません。簡単な問題がリーディングパートの最後の方に出題されていることもまります。
このため時間切れでできない問題があると、本来は得点できた問題を取りこぼしてしまうことになります。
意外と難しい設問の先読み
時間を短縮するために行うことの定番は、設問を読んでから問題文を読むです。
ただし、これは思ったほど簡単ではありません。
TOEICリーディングパートの問題は、一つの問題文に対して設問が最大で3問から5問あります。
このため、問題文を読んでいる途中で、設問を忘れてしまうことがあります。
その結果、もう一度、設問を読み直すという二度手間に。
これでは時間が足りなくなります。
TOEICで問われているのは文書処理能力
TOEICは英語力を測る試験ですが、主に社会人(ビジネスマン)を対象としています。
このため純粋な英語力だけではなく、文書処理能力も問われる試験となっています。
これが英検との違いであり、リーディングパートの問題量が多い理由でもあります。
文書処理能力とは、必要な情報を文書の中から素早く見つけ出す能力のことです。
この能力は英語の勉強だけで身につくものではありません。
日々の業務の中で身につくものですが、そうした環境にいる人ばかりではありません。
そこで勉強するなら、TOEICの試験テクニックを身につける必要があります。
下記教材にある「Part7で時間をロスせず、正解率を上げていくテクニック」は必見。
時間切れで全問回答できずにいる人はチェックしてください。
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