英語で60秒以上話す機会のない人は準備が必要
TOEIC SWのスピーキングQ.10「解決策を提案する問題」向けに私が行っていた勉強方法を紹介します。
「解決策を提案する問題」とは、このような(↓)内容です。
問題番号 | Q10 |
---|---|
問題数 | 1問 |
問題概要 | 留守電のメッセージを聞いて、解決策や提案を折り返し吹き込む |
回答時間 | 60秒 |
準備時間 | 30秒 |
採点ポイント | 発音、文法などに加え、内容の妥当性や完成度 |
留守番電話に録音されている同僚からの相談事のメッセージを聞いて、それに対する解決策を留守番電話に折り返し収録するというのが典型的な問題です。
メッセージを聞いてから、30秒間が準備時間として与えられます。
その後に、60秒で回答する必要があります。
普段、英語を話し慣れている人にとっては問題ないのかもしれないですが、そうでない場合は(私がそうでした)まず60秒間も英語で話すことができません。もちろん60秒きっちり話す必要はないのですが、10秒程度で終わっては、マイナス評価となってしまいます。
そこで、勉強法としては、どんなケースでも使えそうな言い回しを覚えるようにしました。
私のTOEIC SW勉強法(解決策を提案する問題)
解決策を提案するとなると、次のような表現はどんなケースでも使いまわすことができます。
「話を聞いたところでは、根本的な問題は2つあると思います。一つは……に関することで、もう一つは……に関することです。解決策としては、最初の問題については……するのが良いと思います。その理由は……です。もう一つの問題については、…の観点を考慮すると…するのが最善の策ではないでしょうか。ほかの解決策として……も考えられますが、この解決策には……のデメリットがあるのでお勧めできません。」
こうしたパターン化したものを英語で覚えておけば、後は単語をあてはめるだけです。
60秒話すのは、慣れていないとなかなかできません。ただ、頭が真っ白になってしまって、何も答えられないというのは得点にならないので、避けたいところです。
その意味で、私は、決まりきったフレーズを覚えておくことで、何も話せない状態を避けることにしました。話し始めると、意外と何とかなるものなので、この勉強で十分かと思います。
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