TOEIC900点越えのためのスコアアップ戦略

スコアアップにつながりやすいパートの勉強を優先する

TOEICテストは、パートにより問題形式が決まっていることが特徴です。

リスニング問題

  • Part1…写真描画問題。写真を最も適切に表現している選択肢を選ぶ。
  • Part2…応答問題。質問に対して適切な応答をしている選択肢を選ぶ。
  • Part3…会話問題。会話を聞いて、内容に沿った質問への解答を選ぶ。
  • Part4…説明文問題。ニュース、広告などを聞いて、内容に沿った質問への解答を選ぶ。

リーディング問題

  • Part5…短文穴埋め問題。短い文の中の空欄を埋める選択肢を選ぶ問題。
  • Part6…短文穴埋め問題。長い文の中の空欄を埋める選択肢を選ぶ問題。
  • Part7…読解問題。広告文や資料、メールなどを読んで、内容に沿った質問への解答を選ぶ。

 

TOEICスコアアップへの近道は、パート向けの勉強をすることです。全体的にスコアを上げようとするよりも、TOEIC700点ぐらいまでであれば、パートを絞って勉強したほうが効率的です。

 

ちなみに、私の場合は下記の順番で勉強していきました。

Part2 → Part3 → Part4,Part5 → Part7 → Part1 → Part6 です。

パート別の注意点

Part1は、意外に「くせ者」です。

最初に出題され簡単に思えますが、
センテンスが短い文、ちょっとのミス(聞き逃し)が命取りになります。

 

また、問題数も10問と少なく勉強の費用対効果が悪いので、私は後回しにしました。

 

逆に、Part2とPart3は「狙い目」です。

ここは、勉強した効果が現れやすい(スコアアップに結びつきやすい)パートです。
この二つは、問題パターン(問題文と解答)が決まっています。

 

どちらも会話問題ですので、単語の正確性など細かい部分の知識は問題になりません。
このため、似たような問題に出会ったときに解ける可能性が高い種類の問題と言えます。

 

Part5は「要注意」です。

Part5の文法問題は、勉強してもスコアアップに結びつかないことがあります。
文法問題に正解するには、細かい部分までの知識が正確になります。

 

例えば、この空欄には「形容詞を入れる」ということが分かっても、選択肢の中で、どれが形容詞かが分からないと正解できません。(こうした場合、紛らわしいものが選択肢となっています。)

 

似たような問題を解いたことがあって、「形容詞を入れる」ということまで分かっているのに、
正解できない(スコアが上がらない)ということになってしまいます。

 

優先すべきはPart2とPart3

勉強してもスコアが上がらないとモチベーションが維持できません。そこで、私はPart2やPart3の勉強を優先することとしました。ここが最も勉強が点に結びつくパートです。

 

こちらは、先に述べたように、似たような問題に出会ったときに解ける可能性が高い種類の問題です。スコアアップで伸び悩んでるのであれば、ぜひ参考にしてみてください。

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