最初にすべきことは過去問
TOEICテスト対策として最初にすべきことは過去問を解くことです。
TOEICの試験問題はパートごとに試験パターンが決まっています。また、試験が年6回あり類似問題が多く出題されます。このため過去問で勉強することが、最も効果の高い勉強法です。
過去問での勉強法
文法問題では、選択肢に出てきた単語は正解以外のものも、その用法を覚えておくことがコツです。
TOEICテストは、似たような単語が選択肢に繰り返し使用されることが特徴です。ただし、問題文はもちろん変わっていますので、テストに出題されたレベルの単語を正確に覚えておくことがスコアアップにつながります。
また、リスニングの問題は、繰り返し聞くことが効果的な勉強方法です。
これは、繰り返し聞くことで、問題文を聞いて解答するリズムを覚えることが出来ます。
リスニングテストでは次々と問題文が流れてきます。そこで、リズムを乱してしまうと簡単な問題でも取り損ねてしまいます。
また、普段、英語を聞きなれていない人には、45分間(リスニングのテスト時間)英語を聞き続ける集中力をつけることも必要です。この点からも、過去問の利用が最適です。
必ず時間を計って問題を解く
TOEICテストのリーディングパートは時間との戦いです。
このため、過去問を解くときには必ず時間を計るようにすることが大切です。
リーディングパートの問題は全部で75分ですが、サラリーマンの場合、平日に75分間続けて勉強時間を取ることは難しいと思います。
そこで、パートごとに1問何分で解くかを決めておく必要があります。
私の場合は、「Part5、Part6は、1問30秒。Part7は、1問60秒。」と決めていました。
この決めた時間に従って常に問題を解くようにしていました。
そうすることで、自然と「30秒」がどれくらいから体感できるようになります。
また、読解問題で目標の時間よりも大幅に掛かるようであれば、読み方を変える(例:問題文を先読みする)必要があることも分かります。
TOEICは語学力だけでなく、時間内にいかに数多くの問題に答えられるかも図る試験です。
時間管理(タイムマネジメント)もスキルのひとつと考えて、普段の勉強から意識しておくことがスコアアップには必要です。