TOEIC900越えに役立たなかった勉強法

英文多読はTOEICリーディング対策にはイマイチ

TOEICのリーディング(特に長文読解)対策として、
英文多読を試したのですがイマイチでした。

 

英文多読とは、簡単な小説などを出来るだけ多く読むという勉強方法です。英語の勉強法の本などで見かけたことがあったので、試してみました。

 

 

私が行った英文多読の勉強法は下記の通りです。

  • ペンギンリーダーズなどで簡単な小説を読む
  • 途中で辞書は引かずに読み続ける(内容が大体分かればOK)
  • 読んだのは、全部で10冊から20冊程度
  • レベルは初級レベルから中級レベルまで
  • 最低でも2日に1回は読む
  • 1回あたり30分程度は読み続ける
  • 続けた期間は1ヶ月から2ヶ月程度

で、結果はというと…

 

「全く効果がなかった」わけではないのですが、私には時間の割には効率が悪い勉強法でした。
効率が悪いとは、TOEICのスコアアップにつながりにくいという意味です。

 

この勉強法で効果が上がらなかったあとに気づいたのですが、TOEICの長文読解問題で必要なスキル(英語力)は、「設問に該当する箇所をすばやく見つける能力」だと言えます。

 

文章全体の内容を理解しないといけない問題もありますが、割合は多くありません。

 

TOEICに必要なスキル

それよりも、TOEICでは、設問を先に読んで、その答えを長文の中から探す問題が多く出題されます。テスト時間に対する問題量の多さを考えても、スコアアップには極めて重要なスキルです。

 

こうしたスキルをつけるのに、英文多読はそれほど役立ちません
どうしても、文章を頭から読んでいくだけなので、答えを探す力が身につきません。

 

ただし、英語の長文にアレルギーがあるなら、英語に慣れる意味で英文多読の勉強法をすることは効果があるかもしれません。

 

私の場合は、TOEICスコアが700点の頃(英語の長文にもアレルギーがない頃)に、この勉強をしていたので、効率の悪い勉強方法になってしまったのかもしれません。

 

同じような状況にある人は参考にしてみてください。(あの時間を別の勉強に当てていれば良かったなぁと思ってます。)

 


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